わんにゃんドック(健康診断)について

わんにゃんドック(健康診断)について

ペットにも早期発見・早期治療が大切

わんちゃん、ねこちゃんの成長はとても早く、
1年が人の4年に相当すると言われています。

8歳前後から高齢期を迎え、
人と同じように心臓の疾患や腎不全、癌など、
様々な症状が現れるようになります。

『どこか悪いのかな?』

と、気がついた時には、
病気がかなり進行していることも多くあります。

発症してしまった病気を治療することも大切ですが、
定期的な検診を受けて早期発見・早期治療を行うことが、
小さな家族の健康維持のために必要になってきます。

そのため、半年から1年に1度の定期健診を
受けられることを推奨しております。

発見可能な病気例

健康診断によって発見できる可能性の高い疾患例をご紹介いたします。

僧帽弁閉鎖不全症

わんちゃんに多い心臓の病気です。
特に小型犬に多く、
7歳ごろの中年期以降によく発症します。

この病気は僧帽弁が分厚くなることが原因で、
心臓内で血液の逆流を引き起こし、
心肥大が起こり気管支が刺激され
咳が出るようになります。

また、この病気が進行すると、
肺に水が溜まる肺水腫を起し、
呼吸困難に陥ったり不整脈を呈するなど、
命の危険にもさらされます。

心臓は病気になってもなかなか症状に現れないことが多く、
症状が出た時にはすでに病気が進行してしまっていることも少なくありません。

胸部レントゲン検査や心臓超音波検査を行うことで、
深刻な症状を起こす前に発見することができ、
お薬で病気の進行を遅らせたり、
突然の悪化を防ぐことが可能です。

慢性腎不全

高齢のねこちゃんによくみられる疾患です。

15歳以上のねこちゃんでは30%以上が
腎不全を起していると言われています。

腎臓は老廃物を尿として排泄する大切な臓器です。

様々な原因によって徐々に腎臓の構造が破壊され、
正常な尿を作ることができなくなってしまいます。

そうすると、毒素が身体から排出されず、
食欲不振や嘔吐といった症状が出てきます。

また、尿を凝縮することができないため、
薄い尿が大量に出てしまい、脱水症状を起こします。

尿検査や血液検査を行うことで腎不全があるかどうかを確認し、
レントゲンやエコー検査で腎臓の大きさや構造を把握することが可能です。

腎不全には食事療法が大切になってきます。

症状が出る前に異常を見つけてあげることが
寿命を延ばす近道です。

バァレー動物病院のわんにゃんドック

当院のわんにゃんドック(健診診断)では、
複数の検査を組み合わせることにより、
より正確に異常を検出できる可能性があります。

年齢に合わせた検診コースをご用意しておりますので、
ぜひご検討ください。

ヤング検診コース  7歳まで(犬猫共通)

【検査項目】

■ 一般身体検査
■ 血液検査
■ SDMA検査(腎機能の異常を早期に検出)
■ 超音波検査(心臓・腹部)
■ 尿検査

【料金】

犬・猫 : 13,000円(税別)

シニア検診コース  7歳以上

【検査項目】

■ 一般身体検査
■ 血液検査
■ SDMA検査(腎機能の異常を早期に検出)
■ 超音波検査(心臓・腹部)
■ 尿検査
■ レントゲン検査
■ 尿蛋白・クレアチニン比測定
■ 甲状腺ホルモン測定 【猫のみ】

【料金】

犬 : 20,000円(税別)
猫 : 23,500円(税別)

オプション検査に関しまして

上記のコースとは別にオプション検査もございます。

検査項目は下記の通りです。

■ コルチゾール測定(ホルモン)【 8,000円(税別)】
■ Snap proBNP(猫の心臓病) 【 3,500円(税別)】
■ Snap cPL / fPL(膵臓)    【 3,500円(税別)】
■ FIV / FeLV(猫のウイルス)  【 3,500円(税別)】
■ 血液型判定         【 5,000円(税別)】

わんにゃんドックの注意点

わんにゃんドックは予約制です。

当日は朝ご飯を抜いて10時頃にご来院ください。
検査には時間がかかりますので、
お迎えは16時~17時頃になります。

検査終了時に、
血液検査結果報告書と健康診断書をお渡しいたします。

健康管理にぜひお役立てください。

※わんにゃんドックは健康診断のため、ペット保険適用とならない場合がございます。
 あらかじめご確認ください。

わんにゃんドックのご予約はこちらから

バァレー動物病院
0947-44-3135(9:00~19:00)
日曜・祝日・祭日休み